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まだ間に合う!TBS『じゃああんたが作ってみろよ』6話を解体する

uotosen

まだ見てない人必見!ここからが面白い『じゃあつく』

2025年10月クールTBS火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、人気漫画家・谷口菜津子氏による同名コミックを原作にした作品。

ひとことで言うと、

完璧だった恋人生活に終止符を打った
男女二人の再生ロマンスコメディ   (公式サイトより引用)


今期大好評の話題作ドラマとなっています。

地上波ドラマは全10・11回が基本のため、11月11日に放送された第6話はちょうど作品の中間地点とも言える重要なポイント。『じゃあつく』(作品名略)も6話でしっかりと物語の転換を迎えました。

話題になってるから気になるけど…いまから見始めても間に合わないんじゃないかなあ

亀くん
亀くん

今がまだ“間に合う”というより、むしろ今こそ“乗るべき”ポイントです!!

魚と占
魚と占

『じゃあつく』はどんな話なのか

なぜ今こそ“乗るべき”ポイントなのかーーー。

それは、この話はどんな話なのか?と、ストーリーの幹を考えてみるとわかります。

この話は『勝男と鮎美の関係値を見ていく』話。

魚と占
魚と占

これまでのあらすじをざっとさらってみましょう。

恋人のために料理を作り、“理想の彼女”を演じてきた山岸鮎美(夏帆)
そして、「料理は女性の役目」と思い込む少し古風な彼氏、海老原勝男(竹内)
大学時代からの長い交際で、2人は同居生活にも慣れ、順調に見えていた。
しかし、勝男がプロポーズした直後、思わぬ別れが訪れる。
そして勝男と別れた鮎美の前に現れた酒店の店員ミナトと恋に付き合い始める鮎美。
しかし勝男はまだ未練タラタラで……

※ここからはネタバレを含みます。

丁寧に布石を置いた6話

勝男と鮎美の関係性は6話までで、

①『同棲中の恋人(プロポーズ決行!)』
②『恋人解消(別れ)』
③ 勝男:未練あり/鮎美:次の恋
④『元恋人』←now!!

と変化していきました。
これ、実は1話だけで2人の関係値がここまで進んでいます。

つまり2話以降、勝男と鮎美は『元恋人』という関係のままなんです。

そして6話は、そんな2人の関係性が再び動き出すきっかけの詰まった
だからこそ今こそ『じゃあつく』に“乗るべき”ポイントなんです!!

魚と占
魚と占

5話ラストで鮎美がミナトに振られるという衝撃展開だったよね

タツノオトシゴちゃん
タツノオトシゴちゃん

5話までは勝男の心情が中心となり進んでいた物語ですが、
6話で鮎美の視点で進む場面が大幅に増えました。

鮎美はすぐさまミナトの家を出て、一人暮らしをスタート。
ここでいままであまり描かれなかった鮎美の自立がしっかりとわかります。

そして勝男は食べ物を通して互いの価値観が同じであることを再確認する。
(詳細は省きますがシーンのリンク、2人の感情のリンクが見事です)

そして勝男は、鮎美がミナトと別れたことをこの話のなかで知る……。

つまり6話は、「鮎美には彼氏がいる」と割り切っていた勝男の心が揺れ動く。

2人の関係性が変化していく……そんな予感と期待感を残す、とても丁寧な6話でした。

魚と占
魚と占

7話、いよいよ2人の関係性がどう動くのか!?

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